米国の祝日の買い物シーズンの顧客満足度はアマゾンがトップ

米国オンライン顧客満足度調査機関ForeSeeの最新情報調査するその結果、今年の祝日のショッピングシーズン中、アマゾンの顧客満足度は昨年より2ポイント上昇し、88ポイントとなった。つまり、100人の顧客のうち88人が満足しており、この調査で14回連続で優勝した。

ForSeeは約6カ月ごとにオンライン顧客満足度調査を行っている。最も進歩したのはSystemax Inc（NYSE：SYX）傘下の科学技術設備及び部品サイトで、顧客満足度は昨年より6ポイント上昇し、79ポイントとなった。

　小売り大手J.C.Penney（JCP）傘下のウェブサイトJCP.comのお客様満足度は5ポイント上昇し、83ポイントとなり、QVC.com、アップルオンラインストア、VistaPrint.comと同じスコアとなった。

　　Overstock.comのスコアは72で、昨年より4ポイント低下し、調査を受けた大手オンライン小売業者40社の中で最下位だった。Gapサイトのスコアは昨年より5ポイント低下し、73ポイントとなった。他の下位サイトには、buy.com、ソニー、トイザらス傘下のサイトが含まれています。

今回の調査では、ストリーミングビデオサービスプロバイダのNetflix（NFLX）の顧客満足度が最も低下した。前回の調査では、同社の顧客満足度はアマゾンとほぼ変わらなかったが、今回の調査では同社の顧客満足度は7ポイント低下し、79ポイントとなった。

Netflixは今年初め、DVDとストリーミング・ビデオ事業の分社化を発表し、サービス価格の大幅な引き上げを図った。ユーザーの強い反対を受けて、この計画は最終的に放棄された。

ForSeeのラリー・フリード最高経営責任者（Larry Freed）は、「Netflixのユーザー基盤の判断は完全に間違っており、消費者や投資家の間でブランドの評判が損なわれているという代価を払っている」と述べた。

Netflixの株価は今年、半分以上下落し、その損失の大部分は分割計画を発表した後に発生した。