中国綿紡績業界協会、5月の綿紡績業界の景気回復

中国綿紡績業界協会が25日発表した2023年5月の中国綿紡績業界景気報告によると、5月の中国綿紡績景気指数は50.0で、4月より0.7上昇し、臨界点に位置し、業界の景気水準は回復した。

5月、国際環境は複雑で厳しく、世界経済全体の成長は力がない。国内では、安定成長に伴う雇用安定物価政策の効果が持続的に現れ、生産需要が徐々に回復し、経済運営は回復態勢を維持している。業界から見ると、綿紡績企業の生産は安定的に増加し、対外貿易市場は引き続き圧力を受け、国内市場は徐々に回復している。

項目別指数を見ると、中国綿紡績の景気指数を構成する7つの項目別指数のうち、原料調達指数、原料在庫指数、生産指数、製品販売指数、製品在庫指数、企業経営指数はいずれも4月より上昇し、企業信頼感指数は4月より低下した。

5月の原料調達指数は51.0で、4月より1.7上昇し、栄枯線の上に位置した。

5月、原料在庫指数は49.7で、4月より0.6上昇し、綿紡績企業の原料在庫の減少幅は縮小した。

5月の生産指数は50.2で、4月より0.8上昇し、拡張区間に位置し、企業の生産情勢が良いことを示している。

5月の製品販売指数は50.7で、4月より1.7上昇し、再び栄枯線の上に上昇した。

5月の製品在庫指数は49.8で、4月と変わらず、製品在庫水準は前期を維持し続けた。当月、紡績企業の出庫は比較的楽観的だった。

5月の企業経営指数は50.1で、4月より0.6上昇し、企業経営効果が改善されたことを示した。企業経営指数を構成する項目別指標を見ると、主要業務収入指数は50.5で、4月より1.5上昇した。利益総額指数は49.8で、4月より0.8上昇した。

一方、5月の企業信頼感指数は47.6で、4月より1.0下がった。現在、世界的な経済環境の変動が激化し、綿製織物や衣料品の対外貿易市場は低迷を続けている。

（出所：中国新聞網）