米国で学生の学校帰り服などの販売が上昇し始めた

米National Retail Federation（NRF）報告によると、全米の6月の小売業販売は前年同月比3.3%成長した。しかし、5月に比べて0.5%減少した。

Dallasの皮製品業Tandy Leather Factory Inc.同社の運営パフォーマンスは特に際立っており、6月の総売上高は500万ドルに達し、前年同期の450万ドルから11%成長した。

プラノに本社を置くJ.C.ペニー百貨店は7月3日までの5週間で、同店の売上高は4.5%成長した。6月の4週間のJ.C.ペニーの総売上高は前年同期の14億9500万ドルから15億ドルに増加した。

NRFのMatt Shay総裁兼執行長は、現在のデータによると、消費者は買い物に慎重な姿勢を示しているが、一部の製品の販売は成長しており、例えば電子製品、アパレルなど、百貨店では、復校シーズンが到来したことで業績が上向き始めているとの情報も出ている。復校シーズンは通常、小売業者が消費者信頼感を評価する指標でもある。

NRFチーフエコノミストのJack Kleinhenz氏は、過去数カ月、小売業の温和な成長は、消費者が経済の行方を依然として見ており、遅い経済成長と高い失業率は、消費者が非生活必需品の消費に対して、引き続き保守的な態度を持つことを証明していると述べた。